地元の設計事務所と工務店で家をたてると?

私たちが、人生の中で『家を建てる』ことはそう何回もあるものではありません。
ほとんどの方が、人生の中で『1番大きな買い物』ではないでしょうか?
そこで、『家を建てよう!』と考えたとき、
まず工務店設計事務所ハウスメーカーなど、家を作る会社を選ぶと思います。
その選択の中に地元・山梨に根ざした工務店・設計事務所のチーム「山梨県木造住宅協会」があります。
工務店・設計事務所が協力し合い、それぞれのメリットを活かし、山梨特有の気候や環境、文化に合った住宅づくりを行っています。
ハウスメーカーも私たち工務店・設計事務所も家を作りますが、得意とするところがちょっと違います。

○地元・山梨の工務店・設計事務所のいいところ

①顔の見える人たちとの家づくり

お互いの顔が見える距離で家づくりを行います。
設計、工務店、現場の作業員さんなど、顔を合わせて話ができるので、安心してお任せいただけます。

②地元・地域に根ざした家づくり

山梨特有の気候や環境を熟知しています。
環境や文化を取り入れ、山梨の森で育った材料を使い、山梨の風土に適した家づくりを目指します。

③いろんな要望も大丈夫

いろんな要望をカタチにするのはもちろんのこと、家族のライフスタイルにあわせた家を設計します。

④余計なお金がかからない

メーカーと違い、宣伝広告や営業に関わる費用など、余計なお金をかけません。
頂いたお金はキチンとお家に使われます。

⑤アフター・メンテナンスの充実

建てた後も何十年というお付き合いになります。
近所のかかりつけのお医者さんと同じ様に、つくるときに携わった人たちが、ずっとサポートしていきます。

一方、ハウスメーカーをはじめとする他社には、地元の工務店・設計事務所にない良さもあります。
住宅展示場がエリア毎にあるので見学ができ、カタログなどの資料が豊富にあります。

○ハウスメーカーのいいところ

①ブランド力・安心感

会社の規模が大きく、施工実績も多い。
インターネットやカタログを見ても情報がたくさん出てきて、失敗はないだろうという安心感。

②スピード

規格化されているので、工期がはやい。
設計・営業・工事など専任スタッフもたくさん。
打ち合わせも早く、数回で終わることも。

③保証

自社独自の保証システムがあることが多く、場合によっては長期保障も。

どちらも一長一短あります。

でも、私たちは、『顔の見える地域の人』と、『地元山梨の木や材料』を使い、家を作っていくことを考えています。

地域で受け継がれた文化や技術、地元山梨の木や材料を現代の住まいと組み合わせることで、地元山梨に根ざした木造の家づくりが可能となります。

それは、豊かな山梨の文化を育てていくことに繋がると信じています。

地域のことを一番よく知り、いつも考えている私たちだから出来る家づくりだと思っています。

そんな家づくりって素敵だと思いませんか?

それが叶うところが、私たち山梨県木造住宅協会です。

【具体的な活動内容】

○山梨県産材を使う取り組み

伐採ツアーの開催、山梨県産材の冊子づくり、山梨県産材の研究

○イベント

住宅フェアの開催、甲府市中央商店街第二土曜市出店、ワークショップの開催

○見学会の開催

お客様と一緒に、協会員の建てたおうち紹介

○工務店・設計事務所へのサポート

講習会の開催、瑕疵担保保険や地盤調査などの団体割引制度の案内、建材の共同一括購入等

山梨県木造住宅協会とは…

「地域の工務店のために」

長期優良住宅法の制定や省エネルギー法の改正など、木造住宅業界は技術的・制度的な要求が高まっています。 しかし、それらに個々の工務店で対応するには限界があり、組織として取り組まなければならない時代が来たと言えます。山梨県木造住宅協会では、そうした中小の地域工務店に、法律の改正や技術に関する様々な情報を提供し、工務店の技術力を高めるための講習会の開催や、新しい制度に対応するためのアドバイスなど、地域の工務店が必要とするサポートを行っています。

「地域の木を活かす取り組みを」

我々は、食の「地産地消」と同じく、地域で育てた木を地域で使う「地産地建」を考えることが必要であると考えます。 それは、県産材・国産材の積極的な活用は、生産から流通・消費に連なる多くの業種を活性化し、また山に人の手が入ることは、山の環境を、引いては地域の環境を持続させる事に繋がります。 そのため、山梨県木造住宅協会は、山梨県産材・国産材の周知や活用に取り組んでいます。

【メッセージ】

代表理事 中村伊伯今私たちの置かれている住宅産業業界は法律の改正や、市場環境の変化、長期優良住宅への対応等、個々の工務店の力だけでは限界があり、組織として対応しなければならない時代に入りました。

このような変化の中当協会は、工務店の全国組織であるJBNの連携団体として、山梨県内の建築事業者の力を結集してさまざまな活動を行い、最新の情報共有、会員事業者の技術向上や人材育成、新しい法律への対応、県産材・地域材の流通活性化などに取り組んでいます。

また長年培ったノウハウを生かし、地域に密着しているからこそできるきめ細やかな対応やアフターサービスを行い地域に信頼される家守りをめざします。

「安心で長く住める家づくり」

「地域の家を守り、次世代へ継承する」

地域に貢献するために、日々努力していきたいと思います。

代表理事 中村伊伯

【協会員】

正会員37社
賛助会員29社
【設計事務所12社、工務店30社、木材生産流通8社、そのほか4社】
計66社(2018年12月31日現在)