山梨県木造住宅協会とは…
「地域の工務店のために」
長期優良住宅法の制定や省エネルギー法の改正など、木造住宅業界は技術的・制度的な要求が高まっています。 しかし、それらに個々の工務店で対応するには限界があり、組織として取り組まなければならない時代が来たと言えます。山梨県木造住宅協会では、そうした中小の地域工務店に、法律の改正や技術に関する様々な情報を提供し、工務店の技術力を高めるための講習会の開催や、新しい制度に対応するためのアドバイスなど、地域の工務店が必要とするサポートを行っています。
「地域の木を活かす取り組みを」
我々は、食の「地産地消」と同じく、地域で育てた木を地域で使う「地産地建」を考えることが必要であると考えます。 それは、県産材・国産材の積極的な活用は、生産から流通・消費に連なる多くの業種を活性化し、また山に人の手が入ることは、山の環境を、引いては地域の環境を持続させる事に繋がります。 そのため、山梨県木造住宅協会は、山梨県産材・国産材の周知や活用に取り組んでいます。
【メッセージ】
今私たちの置かれている住宅産業業界は法律の改正や、市場環境の変化、長期優良住宅への対応等、個々の工務店の力だけでは限界があり、組織として対応しなければならない時代に入りました。
このような変化の中当協会は、工務店の全国組織であるJBNの連携団体として、山梨県内の建築事業者の力を結集してさまざまな活動を行い、最新の情報共有、会員事業者の技術向上や人材育成、新しい法律への対応、県産材・地域材の流通活性化などに取り組んでいます。
また長年培ったノウハウを生かし、地域に密着しているからこそできるきめ細やかな対応やアフターサービスを行い地域に信頼される家守りをめざします。
「安心で長く住める家づくり」
「地域の家を守り、次世代へ継承する」
地域に貢献するために、日々努力していきたいと思います。
代表理事 中村伊伯
【具体的な活動内容】
○山梨県産材を使う取り組み
伐採ツアーの開催、山梨県産材の冊子づくり、山梨県産材の研究
○イベント
住宅フェアの開催、甲府市中央商店街第二土曜市出店、ワークショップの開催
○見学会の開催
お客様と一緒に、協会員の建てたおうち紹介
○工務店・設計事務所へのサポート
講習会の開催、瑕疵担保保険や地盤調査などの団体割引制度の案内、建材の共同一括購入等
【協会員】
正会員37社
賛助会員29社
【設計事務所12社、工務店30社、木材生産流通8社、そのほか4社】
計66社(2018年12月31日現在)